院長と副院長は仲がいいんですか?

ここの社長はだれ?

以前診察を受けに来たお子さんの言葉。医師とスタッフがそれぞれ責任感を持って自分のするべき仕事をこなしているので、だれが一番偉いのかわからなかったんだと思います。
大江橋クリニックには院長と副院長の二人の医者がいつ行っても必ずいます。交代で休んだり、代わりの医者を頼んだりすることがありません。基本的には外科的処置を必要とするようなできものや怪我、やけど、手術やレーザーの相談は形成外科医である院長が行い、塗り薬や飲み薬で治す皮膚科的治療は、皮膚科医でアレルギー科の専門医でもある副院長が担当します。

隣の部屋からすぐ様子を見に来ます

ご相談の部位や事情によって、女医の方がふさわしい時には副院長が形成外科の診察室に入ってきますし、男性の陰部などの場合は皮膚科診察室に院長が入っていきます。やけどなどの処置や広い範囲の皮膚炎などは二人が共同で塗り薬を塗ったりテープを貼ったりもします。そんな際、お互いの考え方や慣れたやり方などが「若干」違って、どちらが主導権を取るのか少し調整が必要だったりもしますが、決して仲が悪いわけではありません。基本的には主治医の考え方を尊重しながらもう一人がサポートします。

いつも二人で相談しながらやっています

少し難しい診断に迷う症状の時、お薬や治療法の選択肢が複数あるとき、必ず二人で相談しますし、他の病院への紹介状なども片方が書くともう一人がチェックして誤字や思い込みの誤りなどを訂正してから発行します。大江橋クリニックでは役割分担をしていますが、実は二人の経験や研修内容はよく似ていて、二人とも皮膚科と形成外科の両方を研修医時代から勉強してきました。もちろん形成外科手術やレーザー、美容治療に関しても二人とも開業前は自分で全部やっていました。二人でやることになって、より得意な方にシフトして役割を分けただけです。

形成外科と皮膚科が別々にあるのではありません

よくありがちな、形成外科医の院長が自分の苦手な皮膚病を診察させるために皮膚科医を雇っている、というやり方ではなく、二人がお互いに患者さんを総合的に見ながら、どちらの医師が診察し治療した方がより患者さんのためになるのかを考えて、「お隣の」診察室に行ってもらったり、また戻ってきてもらったり、して診療しています。お互いがお互いの指導医であり、相談相手なのです。こうしたやり方で診療しているクリニックは、ちょっとそこらにはない、ユニークな医療機関だと思います。